イタリア人との同棲生活で気づいた、日本人とは違うところ5選

キッチンで料理をしながら笑い合う二人 恋愛・結婚

前回、彼との出会いから同棲までの話を書きました(→ イタリア人パートナーと出会って、オーストラリアで一緒に暮らすまで)。今回は、実際に同棲してみて気づいた「日本人とはここが違うな」を5つにまとめてみます。

もじゃ
もじゃ

イタリア人と暮らして、一番驚いたことって何?

Gecko
Gecko

一つに絞れないから、今日は5つ紹介するね(笑)

① パスタだけは絶対に譲れない

彼はほぼ毎日パスタを食べます。私にとってのご飯みたいなポジションが、彼にとってのパスタなんだと思います。

ただし、どのパスタでもいいわけではありません。オーストラリアの二大スーパーマーケット、Woolworths や Coles のプライベートブランドのパスタは食べません。イタリアブランドのものでも、彼が認めたものしかダメ。以前は Barilla がお気に入りでしたが、最近のベストは La Molisana だそうです。

おかげで私も、彼と暮らす前はスパゲッティとペンネくらいしか知らなかったのに、パスタの種類にだいぶ詳しくなりました。私のお気に入りはフェットチーネです。

もじゃ
もじゃ

パスタにそこまでこだわるんだ!?

Gecko
Gecko

日本人がお米の銘柄にこだわるのと同じ感覚なのかもね。

② 男女問わず、料理ができる

私がこれまで知り合ったイタリア人は、男女問わずみんな料理ができる印象があります。彼も例外ではなく、得意料理はラザニアとティラミス。どちらも手間がかかる料理なのに、レシピも見ずにさらっと作ってしまうのを見て驚きました。

以前、友達と話していたとき、その友達にもイタリア人の知り合いがいて、ボロネーゼの作り方について「指摘」されたことがあるそうです。「材料は、ひき肉(ビーフ・ポーク)、トマトソース(トマトピューレ)、野菜は玉ねぎ・セロリ・キャロット。それ以上でもそれ以下でもない」と言われたとのこと。私の彼も全く同じことを言っていて、思わず二人で笑ってしまいました。その後、何人かのイタリア人にも聞いてみましたが、返ってくる答えはほぼ同じ。材料はシンプルイズベストで、家庭によっては赤ワインを少し入れることはあるものの、基本レシピはみんな共通のようです。ちなみに私は、冷蔵庫に残っていたマッシュルームを入れて彼にガチギレされたことがあります。

木のテーブルに置かれたスパゲッティボロネーゼとパン

これは彼個人の好みかもしれませんが、MSG(化学調味料)が苦手なようです。日本でいう「Cook Do」的な、いわゆる合わせ調味料は使いません。同棲を始めた当初、コンソメや中華だしを使うとすぐバレて指摘されました。最初は正直めんどくさいなと思っていましたが、最近は私もMSG入りの調味料を使わなくなりました。使うと舌がヒリヒリする感じがすることに気づいてしまったので、結果的には良かったなと思っています。

③ マンマ(お母さん)が大好き

付き合い始めのころは、2日に1回はお母さんに電話していました。最近はさすがに落ち着いて週1回くらいですが、それでも頻度は高めだと思います。

正直、最初は「そんなに話すことあるの?」と思っていましたが、家族を邪険に扱われるよりずっといいなと今は思っています。

実際、彼のお母さんも素敵な人で、イタリアを訪れたときはとてもお世話になりました。「これぞイタリアのマンマ」という母ちゃん的な包容力がありつつ、家族全員から頼りにされていて、いつも忙しく動き回っているスーパーウーマンです。私にも積極的に話しかけてくれるのですが、私はイタリア語が話せず、お母さんも英語や日本語が話せないので、翻訳機能を使いながらコミュニケーションを取っていました。それでも笑顔が絶えない、素敵な女性です。彼が毎日でも話したくなる気持ちが分かった気がします。

④ 人生は楽しむためのもの(ただし南部出身の場合)

「仕事はできるだけしたくない、人生は楽しむためのもの」というのが彼のスタンス。ただし、これは彼の出身地であるカラブリア州(南イタリア)特有の考え方のようです。

出会って間もないころ、私は仕事を掛け持ちしていました。その日は2時間だけのシフトで、当時は今より時給が低く $18 くらいでしたが、少しでも稼がないと、と思っていました。でも彼には、「その時間しか働けないなら、友達と楽しく過ごすか、寝ていた方がマシだ」と言われて衝撃的でした。確かに、2時間といっても準備や移動の時間・交通費を考えたらその通りかもしれませんが、根本的に考え方が違うんだな、と思った出来事でした。

ちなみに北イタリア出身の人は、どちらかというと日本人のように仕事に重きを置く人が多いらしく、「イタリア人=みんなのんびり」というわけではないのが面白いところです。彼はオーストラリアで出会ったイタリア人には、必ず「South or North?(南出身か北出身か)」と聞くのが恒例になっています。

ハンモックで景色を眺めながらのんびり過ごす人

⑤ 愛情表現を毎日してくれる

キスやハグは日常茶飯事。呼びかけるときも「bella(べッラ/きれいな人)」のような言葉を自然に使ってくれます。

ちなみに私の彼は、他のイタリア人に比べるとシャイなタイプで、「amore(アモーレ)」とは普段の生活ではあまり言いません。一方で彼の弟カップルは、お互いを「amo(アモ、amoreの短縮形)」と呼び合っています。最近の若いイタリア人はこの略した呼び方が主流なんだそうです。

もじゃ
もじゃ

アモ! そんな若者言葉があるんだね。

Gecko
Gecko

英語でいう「ダーリン」「ハニー」みたいな感じらしいよ(笑)弟カップルはお互い「アモ」って呼び合ってるんだって。

同じ「イタリア人」でも、出身地や本人の性格でかなり違うんだなというのが、一緒に暮らしてみての一番の発見です。それでも、パスタや食へのこだわりとマンマ愛だけは、たぶんイタリア人共通なんじゃないかと思っています。

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